機器が高度化している

ビル

現代の医療はもはや機械抜きでは行えないと言っても過言ではないほど、医療機器の発達・普及には目覚ましいものがあります。このことは医療技術に正確性や確実性をもたらすという点で大きなプラスとなっていますが、一方、経営という観点から見た場合は多少評価が異なります。高価な医療機器の導入には多大なコストがかかるからです。 特に歯科医院の場合、かなり以前からほとんどの治療が機械を用いて行われるようになっていますし、診断用の機器にしても通常のレントゲンからデジタルレントゲン、そして歯科用CTと性能の高度化の歴史に合わせて高額化も進行しています。歯科医院の新規開業を目指す者にとっては大きな負担を強いられることになります。

こうした課題を解決するための選択肢として、居抜き物件を利用するという方法があります。居抜き物件とは前の所有者が使用していた設備が残されたままの不動産物件のことで飲食店などに多く見受けられますが、歯科医院にもこうした物件が存在します。 居抜き物件を利用すれば、新規に医療機器を設置するための手間やコストを節減することができます。機器は購入かリースのいずれかの方法で引き継ぎますが、購入にしても改めてメーカーから買うより割安ですし、何より工事費用が要りません。 また、その場所に歯科医院があったことがすでに認知されているため、居抜き物件ならば新規に開業しても地域の患者とすぐにつながりが得られるというメリットもあります。 専門のサービス業者の仲介を受ければ、前の開業者のカルテを引き継ぐことも可能です。今後はこうしたかたちでの開業が一般化していくものと予測されます。